三条の金物産業を紹介するビディオ

三条の金物を造る職人の技と歴史について【熾盛】DVD


三条商工会議所では金物産業の原点ともいうべき「職人の技」と金物産業の「発展した歴史」について紹介するためのDVDを作成しています。
現在、第三章までが完成していますのでご紹介します。

第一章について
伊勢神宮は20年に一度の大祭として式年遷宮の建物を全て建て替えをします。
これは伝統の古来からの技術を継承をするためにも重要な意味があるとのことです。
次が伊勢神宮の大祭としての遷都を紹介してるページです。遷都のページ

その時に使われる釘は江戸時代と同じ和釘が使われており、永い間、地元の野鍛冶の方々が納入しておられましたが、約20年前の遷都の時に地元の鍛冶屋さんが居なくなり、三条になら製作する人がいるとのことで製作依頼が来ることになりました。

昨年の遷都の折にも納入をしており、単に和釘と言っても用途により沢山のサイズがあるので総金額は1億円にもなったとのことです。(但し、造る方に取って利益を度外視した仕事になるとのことです) 三条市の和釘を紹介しているページ
三条の金物の原点が和釘であり、伊勢神宮遷都に絶対に必要な和釘を製作しているところを紹介しています。

次で第一章の映像を御覧頂けます。

第一章 : 『熾盛の国 鍛冶のまち・三条和釘物語』


第二章について
和釘から始まった三条の金物は、その後、手作りの職人の技でさまざまな刃物・大工道具などが生産されて来ましたが、今でも伝統の製法で製作している職人さんの技を紹介するために、現代の名工日野浦司さんが鉈を製作する工程を紹介し、それに関連して、三条鍛冶の総領とも言うべき岩崎重義さんのインタビューも紹介しています。

次で第二章の映像を御覧頂けます。

第二章 : 『熾盛の魂 探求する心・進化する伝統』


第三章について
和釘から始まった三条の金物産業が、どのようにして、その後に発展して金物の町と言われるようになったかですが、これを説明するには、昔のことですので実際の映像でご紹介することが出来ません。
地元の産業の歴史について知っている誰かにインタビューして応えてもらうことで紹介することになったそうです。
三条は昔から地方の商業都市として栄えた町であること、伝統を受け継いだ、当時の金物商が日夜の努力で新しい産品を開発して来たことなどを紹介しています。
次で第三章の映像を御覧頂けます。
https://www.youtube.com/watch?v=WElmM5P0KUk
第三章 : 『熾盛の道 明日に続く 三条商人の旅』

   第三章のインタビューでは、私が話をさせて頂きました。
   私はホームページを昔から全てHTMLの文法で手造りしており、パソコンでも若い者に負けない積りです。
   会社の仕事も昔の通りに定期の出張もしており、体力も気力も若い者と同じ積りでおりましたが、
   この度、インタビュアーに選ばれたことで、改めて、歴史を語る立場の年齢になった自分の歳を思い知らされた次第です。
   (平成21/5/31記)
   「燃え上がるような勢い盛んな三条の金物産業」と読むべきのようです。

   なお、表題の「熾盛」は、ここでは「しせい」と読み、辞書には下のように記録されています。
   「しじょう ―じやう 【熾盛】
   (名・形動ナリ) 火の燃えあがるように勢いの盛んなこと。しせい。」

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