岩崎家の茶の間です。左から岩崎さん、奥さん、水落さんです。
次が、今回の主客のYご夫妻です。
今回のお2人の作品の表です。素晴らしい出来ですが、水落さんが大分お手伝いされたようです。
作品の裏、上がYさんの作品でご自分で鞘を作る予定とのことです。下が奥さんの作品です。
岩崎さんが作銘を切って下さったもので「創心」「かぐや」と切られています。
外栄金物株式会社主催
久し振りの岩崎さんの「小刀道場」報告書
ものアイランド鍛冶道場の3回目を14年にお願いするつもりでしたが、岩崎重義さんが体調を壊されたために、以後、行っておりませんでした。
その後、随分長い間休養なさっていましたが、少しづつ体力が回復されているご様子でした。
この度、私のネットのお客様で、日本の方なのですが、現在ご夫婦でオーストラリアに在住の方がおられまして、久し振りに日本に帰るので、
三条に寄りたいとのことでした。
木工を趣味にしておられてご夫婦とも刃物が大好きな方でしたので、小刀の作る鍛冶仕事に興味がありますか、とお尋ねしたら、大変興味が
ある、出来たら是非やりたいとのことでしたので、岩崎さんにお尋ねしたところ、二人だけならお受けするとのことでしたので、お願いする
ことにしました。
現在の岩崎さんの製品は、昔、岩崎さんで玉鋼の日本剃刀を作っておられた水落さんが戻られて製作しておられます。
この辺の様子は、次の小刀のページでご覧いただけますこちらからがお入り下さい。
今回、19/9/15、16日の一日半掛かって製作されましたが、実際の小刀製作に関わるご指導は主に水落さんがなさったとのことでした。
完成した製品が素晴らしい出来でしたが、特に裏鋤はプロでないと出来ないような仕上がりで、ほとんどの工程で水落さんがお手伝いさられた とのことでした。 この日、岩崎さんの奥さんのお話では、水落さんを「主人が俺より上手だ。」と言っているんですよ、とのことでしたが、水落さんはとても 真面目な方ですので、仕事もそのようになさるのだろうと想像しています。
